写真を始めたきっかけ

写真を始めたのは、正直なところ軽い気持ちだった。

学生当時、海外の美しい風景に憧れていて、カメラならシャッターボタンを押すだけで自分でもそんな風景を撮れんじゃないかと思った。
カメラ・写真への興味は、そんなような安易な考えから生まれた。

初めてのカメラには、Canon EOS 60Dを選んだ。
私自身、現在ほどネットで情報収集してから買うような癖も無かったし、ましてやネットレビュワーの意見を探したりもしなかった。
カメラ屋さんで手に取ったパンフレットを穴が開くほど見て、ドキドキワクワクしたものだ。

学生の頃は特に、何でも撮った。友達とのひと時。季節の風景。下宿先周辺を散歩しながらスナップ。
撮っている時間は楽しかったし、普段は話さない方との出会いもある。
不思議なものだ。

それでも、モヤモヤを感じることもある。
何だか私が勘違いしていたことだが、カメラを買ったから、写真が上手になるという思い込みだ。カメラ購入後早速撮り始めても全然パッとしない。
自分の”目”が追いついていなかったのだろう。
けれど振り返ると、その時間こそが一番大切だった気がする。
「撮りたい」と思う気持ちそのものが、私の写真の原点だったんだと思う。

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